河合孝彦様のBLOGより抜粋
4年ほど前、左の手首から肘にかけて痛みが走るようになった。さすがに我慢できないレベルに達して病院に行った。
整形外科の先生は、ベンツでも長い間乗ると故障が出るように、あなたの手首も医学的には亜脱臼を起こしたのですよ、と診断された。しかし、その後の話が酷だった。サポーターを巻いたとしても限度があるでしょう、いずれ手術しかありません、金属を入れて固定する方法です、という内容だった。
焦った。
仕事柄キーボードを打つことが多い。スタッフに任せることは可能だが、やはり自分で打ちたい。
WEBで何か方法はないものかと探しまくった。
宇都宮に会津藩の関節治しの秘伝を受け継ぐ熊坂先生という方を発見し、電話をした。
あっさりと「元に戻らないと仕方がないでしょう」と言われ、新幹線で飛んでいった。
宇都宮からタクシーで1メーターほどの距離にある熊坂武術院は、畳12畳ほどの簡素な空間だった。薄い敷布団の上に寝かされて、痛んだ手首をゆっくりと回すようにして関節を治療する。先生は関節が元の場所に収まるように具合を感じながら回している。
3~4分経ったころ、「もう大丈夫でしょう」と言われた。
自分で手首を回してみると、今までの痛みが、まったく無い。
驚いた。感謝感激雨あられとはこのことだ。
もし、あのまま整形外科の先生で手術をしていたらと考えると、ゾッとする。
今まで西洋医学が対症療法であるということは知識として持っていたが、自分の体を持ってその違いを分かった。原因を突き止めるには、西洋医学のアプローチは欠かせないとしても、治療方法には選択肢があると痛感した。
(その後、痛風で苦しんでいた叔父を連れて行ったが、西洋医学で痛風だと判明しないでいったため、結果的にはダメだった。これは、事前に原因を突き止めていないことによる。)
友人や仕事上のお客さんにも話したところ、10人ばかり行くことになり、少しは恩返しができたかもしれない。
少し変わった先生だ。治療中でも禅の話が始まると、止まらない。部屋の片隅には、道元の「正法眼蔵」が置いてある。
3ヶ月ほど前、ジムで無茶をやり、膝を痛めたようだったので、再度伺った。お弟子さんが2人居た。
(http://www.kawaitakahiko.jp/archives/243より)
天心会館(大東流合気柔術)栃木支部様のブログより抜粋
真岡支部所属のヒダカです。いつもお世話になっております。
先日の稽古でお話したが、関節痛をすぐに直してくれる熊坂武術院を紹介します。
正座が出来なくなっていた私の膝痛もお蔭様でかなり良くなりました
(https://8929.teacup.com/tensin/bbs/128より)
黒磯治療院様HPより抜粋
大東流整体術(会津古伝整体のこと)は現在の慰安的整体術ではありません。
独特の股関節・肩関節矯正術を中心治療とする、会津藩秘伝の強力な根本療法の整体術である為、骨格が歪み、体が固まっている病的な人程、最初の頃は治療がキツク感じ、揉み返しなどの反応が出る場合もあります。
しかし、これを乗り越えなければ、真の健康体など絶対に望めませんので、そのつもりでお越し下さい。
やさしく擦っていては何も変わるわけがないのです。
ですが、骨格が整い、体に柔軟性が出てくると、治療中に寝ている方も多くおられますし、実際に子供さんから80代の方までお越しになられておりますし、お医者様にもメンテナンスとして利用して頂いております。
つまりそれは、大東流整体術などと言うものですからさぞかし恐ろしいことをされるのだろうとよく思われるのですが、テレビでやっているような非科学的、医学的なボキボキ療法や、荒っぽい療法ではないからだということの証明だと思いますので、どうぞ御安心してお越し下さい。
(http://www.geocities.jp/tetsu7221/page002.htmより)
徳留治療院様 HPより抜粋
熊坂武術院では故渡辺一先生より受け継がれた熊坂護先生に大変お世話になりました。熊坂先生の関節整復の技は勿論のこと、それよりも関節の原理が感覚的に理解できたことにあります。それからというもの揉み技が飛躍的に熟達しまして、関節技と共に拝借しております。この場を借りて感謝の意を申し上げます。
前項の赤ひげ堂に入門する前から熊坂先生の存在は知っており、本来は熊坂武術院に入門することを考えていました。ところが宇都宮市に在住であった為、新宿区にある鍼灸学校との距離を考えると頻繁に通うことができないと思い先送りすることにしました。
私は教科書から学ぶタイプではなく現場にどっぷり浸かって後から教科書を開く学び方でしたので、臨床経験が積めて且つ技術を究めているようなところが上記の赤ひげ堂であった訳であります。結果的に赤ひげ堂の方が “見て触って”の場数や練習量は格段に多く、そのお陰もあって熊坂先生の難解な関節整復法を理解するのが早まったと思います。
鍼灸学校の卒業後も熊坂先生の所へ通いましたので、私が受け持った患者さんで改善しなかった場合は熊坂先生の所へ連れて行くこともありました。そこで熊坂先生のやり方を学んだものです。ただ後に私が悔やんだことは、その時に熊坂先生に支払われる施術代を患者さんに負担させてしまったことです。患者さんからのお咎めは全くありませんでしたが、私の真心の不足さに反省をし、これは早く技を上達させて自分のものにしようと奮い立ったことを覚えています。
熊坂先生の師匠であった故渡辺一先生はあまり技を公開されなかったようで、”自分の代でこの技は終わり” と言われていたお話を伺いました。また効果も凄まじく、周りのお医者さんからよく思われなかったようです。そのようなことが理由なのかは分かりませんが、賽銭箱でやっていたと熊坂先生から聞いたことがあります。
熊坂先生は技を学んでいる時期は、その場で治らなかったりすると夜も眠れなかったと経験談をお話しされたこともあります。私もこの関節技を学ぶにあたり何度も壁にぶち当たりました。師匠の教わった通りやってもうまくいかないのです。そんな時はとても悔しくて、熊坂先生と同じように眠れない日もありました。私を信じて頂き、体を任されたたことに対して報いることができなかったことがとても苦しかったのです。当時の私は、この時に受け取るお金ほど心痛いものはありませんでした。
こんな素晴らしい技を授かるには、私利私欲に塗れた愚人には到底理解できないようになっているのだと私は思います。たとえ型を学んだとしてもその秘奥にある真髄には達することができず堕落の技に成り代わってしまいます。会津藩に残存した柔術の関節整復法が途絶えなかったのは艱難辛苦に耐え忍んだ熊坂先生のお陰だと思います。
日本古来( 正確には江戸末期だと思います )からある関節整復法を知る方は日本全国を探しても熊坂先生のみで、一応にも私は受け継いでおりますが、この技において「〇〇流」や「誰々を祖とする」といった表現を用いて自らを権威付けすることは致しません。技や術というものはどれも素晴らしいものではありますが、その極意や根幹にあるのは真理(神理)といったものであります。そして私が辿り着いた境地は、静寂とはいえ躍動もあり、” 往きたいところへ往けばよい ” という自由極まりの無いものでした。もしそこに利己愛(エゴ)があると自分勝手に陥り、良くなるはずが悪くなるものだと思います。※熊坂護先生は今のところ後継者はいないと仰っています。
全ての技や術、学問や武芸というのはこのような真理(神理)といった源泉に達する為の方法論にしか過ぎないのだと思います。そしてその源泉は枯れることを知らない無限の力があり、技や術は全てそこから生まれるものであると信じています。つまり自分自身が本物にならなければ、私が受け継いだ技や術も偽りになってしまうということです。まさに 心・技・体 と言ったもので ” 真の教えは教えの中にあらず “ 「教外別伝・不立文字」という禅宗の言葉があります。日本文化は全て之であり、己の修養にこそ意義があるような気がしています。
(http://tokutome.jp/about/profile/より)
例1 マウスクリックのやり過ぎで腱鞘炎になりました。注射を2回して、金属ギプスで固定していろいろ治療しましたが直らず、熊坂 先生の治療1回ですぐ良くなりました。腱鞘炎といっても、関節が微妙にずれてい たようです。(35歳・男性)
例2 1995年頃 椎間板ヘルニアを治していただいて以来のお付き合いです。椎間板ヘルニアの原因が骨盤のゆがみだったのです。骨盤を直しても らってから、回復。最初の治療後2〜3日で痛みが引き始め、3回くらいの治療で直りました。現役で運動をしているので、すぐに治していただけるのはおお助 かりです。(体育教師・男性)
例3 サンダル履きでハシゴから飛び降りたら足首を痛め、ずっと憂鬱でした。熊坂先生に足首を引っ張って関節を「入 れて」いただいたら「ポキッ」といって元に戻りました。感激です。(29歳・男性)
例4 熊坂先生の治療を見て、即入門しました。自分は長年合気道を やっていますが、これほどの技術は実際に見るまで信じられませんでした。先日も肩を脱臼したての「痛い痛い」という患者さんが見えましたが、1回で治って しまうんですから。6000円じゃあ、安いんじゃないんですか?
例5 左足の開き具合が悪いのは、昔太もも内側の筋肉の肉離れの後遺症だと思っていました。それから20年たった今、熊坂先生に骨盤の調整をしていただくと両足同じくらいに開脚ができ、痛みもない!まさかの感激です!
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じつは私自身も苦しみました。整復の学校をでて、整復・整体の技術は学んだつもりでいました。あとは実践だと意気込んでいたものです。
ところが、いざ患者に向かってみると、教科書通りの症例なんてひとつもない!
みなさんは、このような疑問や悩みをもったことはないでしょうか。
私はその疑問の解決にたいへんな期間を要し、やっと解決しました。
その答えも古流の整体技法の中にありました。
その核心的な技法は「見の技法」です。
熊坂先生の時代は手取り足取り教えてもらえるような時代ではありませんでした。
見取り稽古といって、ただ、師匠の施術の様子をみているだけなんですね。
熊坂師範からも、「最初はただ黙ってみていよ」とだけ言われました。
その効果を実感していた私は、言われる通りにひたすら見取り稽古を続ける日々を送ったのです。
もちろん、最初はまったくわからずただ、月日だけが過ぎていきましたが、昔の修行とはこのような形態が当たり前だったのです。
当然、自得しなければなにもわからないままです。
師範は必死の修行の末にようやく秘訣を修得することができた、その時の喜びはなんとも言えないものだったそうでう。
師匠について整体技法を学ぶ、それは禅の修行にも似ています。
この整体技法は禅とも深く結びついているようで、
とくに見の技法の練習などは禅そのものとっても良いかもしれません。
ですから、禅の興味のあった私には非常に馴染みやすかったのも確かです。
この整体技法は自信の心と体が調和されていなければなりません(調心、調息、調身)。
ただひたすらに自分の技を磨いていきたい方には、非常に向いている整体技法かと思います。
古賀俊彦選手を施術する熊坂先生 柔道の山下泰裕選手を施術する熊坂先生
膝関節の矯正 背中のほぐし技法
講師(熊坂護)の現役引退につき、現在は通信講座のみ受付しております。いわゆる見取稽古という学習方法になります。
しかし本来の学習方法として、弟子はずっと師匠の施術を見て覚えるという見取稽古が伝統でした。
そのなかで、自身が考え工夫し、技術を修得するのです。
ただし、本講習会では熊坂自身が得たコツや修得方法を出し惜しみすることなく伝えます。
ただ見て覚えなさいとは申しません。
1、会津藩伝承の和伝整体全技法の通信講座
合計45本の動画にて古伝の全技法を学んでいただきます。その後に実地講習会を開催していきます。
また、動画、テキストは随時追加していきますので、今後にもご期待ください。
会津古流整体 講座内容について
整復動作解説動画×45本 購入後にダウンロードできるファイルより視聴していただきます
1、各種整復動作の解説テキスト(PDF)ダウンロード形式 25ページ
2、整復動作解説動画×45本(3時間47分)
3、質問・サポートに関してはメールにてご入会より1年間、無料でさせていただきます。
現時点では上記内容ですが、テキストの追加、動画の追加を随時おこなっていきます。
追加された教材については、追加費用は一切発生しません。すべての技術を出し惜しみなく提供させていただきます。
2、「見(けん)の技術」を紹介 (特典)
古流整体にはなくてはならない「見の技術」とは、視診の段階で歪みの箇所や施術のポイントを感知する技術です。
気が通る技を習得するためには必須の技術です。
見の技術とは
患者の立位(立っている姿)もしくは、座位(座っている姿)を観察し、みただけで歪みのポイント、施術のポイントを見分ける技術のことです。
実際に患者の体に触って確かめるのと何が違うのか?
それは触ってもわからない深層部位や、全身の関連部位で影響が出ている場所の選定などに使う技術なのです。
ですから、この技術は施術効果がでているかどうかの判定にも用います。
また、施術後に最初に感知した違和感が消えているかどうか、それによって施術の終了、予後の判定の判断にも使います。
この見の技術を修得することによって、真の原因、施術のポイント、施術効果の確認、予後判定すべてが確信をもってできるようになります。
※見の技術は正規教材とは別に購入者アドレスメールにてご案内させていただきます。
3、サポートは入会後1年間無料!じっくり学んでください。
あなたが技術を修得し、治療院経営が軌道にのるまでサポートさせていただきます。
あなたはひとりではありません!
私の命が続く限り、修得のためのフォローをさせていただきます。
また講習生同士のコミュニティをつくる予定です。同門の練習生どうしで、普段の悩みや、施術技術についてなど、いろいろと会話してみると新しい発見や気付きがあるものです。
ここで、古流の整復技法を伝承する施術所を紹介させていただきます。
そこは、いまどき施術院のような電療機器は一切なく、小さな看板には「熊坂武術院」とだけかかれていました。
現代の整骨院とはかけ離れたイメージ、まるでタイムスリップしたかのような畳部屋だけの施術室、そこに熊坂護氏は柔道着に黒帯をしめて出迎えます。
まるで、人を寄せ付けない雰囲気の治療院です。
まず看板からして、そこを治療院だとは誰も思わない(笑)。
正直、私も最初は恐る恐る施術室に入ったものでした。
ところがイメージとは裏腹に、熊坂先生はとにかくよく喋る!
その話題はスポーツ関係、整体関係からはじまり、国防(さすが元自衛官)まで多岐にわたります。
そんな熊坂氏は会津古流整体伝承者にして柔術の師範でもあります。
治療院の雰囲気とは裏腹に熊坂氏の関節整復法には定評があり、県内外、ときに海外からも患者が訪れます。
施術は手技のみ、施術時間は約30分。自費診療のみで一律6000円。
乱暴、粗雑な施術でない証拠に患者はスポーツ障害の学生からお年寄りまで多岐にわたります。
そんな治療院で受け継がれていたのが会津藩伝承の関節整体術です。
(画像)
宇都宮市にある熊坂師範の治療院(看板には熊坂武術院とだけ書かれている)
本当に治療院なの?と思えるような場所なのに(すみません!師匠)、患者はひっきりなしにやってくる。
それは亜脱臼の矯正ができる治療院がないからなのです!
(画像)
熊坂護先生 柔道整復師 看護師資格も保有 元自衛隊勤務
アテネ五輪日本チーム正式トレーナー 大東流合気柔術師範(五段)
会津古流整体術の正式伝承者 禅の一修行者
恩師は渡辺一男氏(会津藩御殿医であった方の柔術の秘伝を伝えられた中興の祖とも言うべき方の最後のお弟子さんと言われています)
関節のわずかなズレが原因となる関節の痛み。
これらの傷害を施術するには関節の位置を正しく整復するのがもっとも効果的で本質的な方法です。
ただ、物理的に元に戻そうとしてもだめな場合があります。
自然治癒力が正常に働いていれば通常は3か月程度で元に戻ります。
でもそれ以上経過しても続く痛みは放置してもなかなか治りませんし、たとえ痛みが減少しても、歪みは残っていて常に再発の危険があります。
それは必ず全身の調整でなくてはなりません。
全体の調和が大切なのです。
この日本伝承の整体法の存在を知っている人は非常に少ないのです。
まさに、この事を知る者稀なり、です。
また、この和伝整体はテキストだけでは学べません。動画で整体動作を繰り返し見て、自分でも実践練習してはじめて修得可能です。
教外別伝、不立文字、と師匠は言われました。
熊坂師範はかつてJOCの強化スタッフコーチとして体操、柔道、ソフトボールのオリンピック選手の施術にあたったこともあり、
最近では甲子園選手の施術も多く手掛けておられました。
スポーツ選手にとって嬉しいのは、「熊坂武術院にくると1回で良くなるので、練習や試合を休まなくてすむ」こと。
怪我が陳旧化しているものは回数を要しますが、新鮮例では1~3回の施術で治る場合がほとんどです。
実際に腰の痛みを訴えて来院した高校野球の選手への施術をしたときのことです。
手による触診で仙腸関節のずれを確認、手技で関節を元の位置にググッと押し込んでいきます。
その後、その周辺の股関節、第4,5腰椎の整復、施術後、腰の痛みの自覚症状はとれていました。
整復手技に痛みはありません。
実際に施術を受けてみるとわかります、ずれた関節が収まるべきところに収まっていくという感じで心地よいものです。
熊坂師範は言われます、
「日本には古くからの正しい関節整復法があるにもかかわらず、電気や器械に頼り、保険診療の範囲内でやっているいまの整体、整復師にはその技が伝えられていない。非常に残念でもったいない」
「関節の痛みは、X線やMRIにも写らないほどのわずかな関節のズレ、亜脱臼が原因のことが多い。正しい整復法を修得すれば、すばやく、根本的に治せるのに」
「ただ、この技を修得するには身をすり減らす覚悟で立ち向かわないと難しい。教外別伝、不立文字の世界です。自分で会得するしかない」
私達があなたの技術革新に誠心誠意、協力させたいただきます。
では、亜脱臼とはなんなのでしょうか。
「脱臼は外傷性,先天性,病的脱臼などに区別されるが,関節包や靱帯(じんたい)などの損傷・弛緩により関節面の相対関係が乱れ,関節面の相互にずれが生じた場合をいう。骨頭(関節頭)とこれを受け入れる関節窩との適合が完全に失われた場合を完全脱臼,部分的に両面の一部が接触しているときは亜脱臼と呼ばれる」出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について
ただ、当塾でいう亜脱臼は上記されているような不完全な脱臼のことではありません。
それどころか、レ線像では正常と判断される関節でも亜脱臼を起こしている場合があるのです。
それを偽亜脱臼といいます。
また、その多くは筋肉の過緊張から生じます。
その過緊張がさらなる関節の歪みを発生させます。慢性化した肩こりなどはその典型です。
この偽亜脱臼の矯正、整復こそが柔道整復師がすべき本来の業務の真骨頂なのではないでしょうか。
例えば、関節を挟んで位置する筋肉は、それぞれ拮抗筋として働きます。
肘でいえば、肘を曲げるときは屈筋に力が入り、伸筋はブレーキとして存在しますが、
曲がる動作途中では力が抜けていなくてはスムーズに肘を曲げることができません。
普通なら抜けるはずの伸筋の緊張が曲げる動作のときにも必要以上に緊張し、曲げる動作を妨げるとき、亜脱臼を起こすような状態となり、脳はそれを痛みとして感じます。
またその逆に屈筋に力が入り過ぎて、なおかつブレーキの役割をするはずの伸筋の緊張が足りない場合にも関節は内側方向に亜脱臼を起こす状態となり、それもまた脳は痛みとして感じます。
ですが、亜脱臼を起こす状態ではありますが、亜脱臼を完全に起こしてはいない。
つまりレ線像においては異常なし、なのです。
そのような筋肉の動作の不具合によっても痛みは起こるのです。
それもまた、亜脱臼の一部であると考えます。
たんなる「ほぐし」ではダメな理由
筋肉の過緊張および亜脱臼はいわゆる「ほぐし」では矯正できません。
そのほとんどは筋肉の誤作動であり、それを矯正していくには専門技術が必要です。
ほぐしはあくまで癒しのサービスです。筋肉を揉むので血行もよくなり傷病の予防効果もあります。しかし、あくまで予防のみです。
したがって、ほぐしの施術中は心地の良いものですが、筋肉の過緊張や亜脱臼は矯正されないのです。
また「ほぐし」はひたすら単純な肉体労働を強いられます。
さらに整体院激戦区ではサービス合戦がはじまり、料金が安いほうにお客をとられてしまいます。
そうなっては心身ともに疲れてしまうでしょう。
しかし、亜脱臼の矯正技術をもっていると別格となれるのです。なぜでしょうか?
じつは整体・整骨の本来の業務は無限であり、施術者は足りていないのです!
もう飽和状態、コンビニの数より多いと言われる整骨・整体院ですが、じつはそうとも言えない現状があります。
その理由をお話します。
関節の痛みは筋肉の過緊張、亜脱臼からくるものがほとんどです。
しかし、「ほぐし」を施術する整体院は多いのですが、亜脱臼を矯正する「専門の施術所」は足りていないのです。
体の歪みを生じる筋肉の過緊張や亜脱臼は日々の労働で徐々に発生します。
したがって、日常的に発生する亜脱臼を定期的に矯正する必要があるのですが、その矯正を行う技術をもった施術者は足りていないのが現状なのです。
その歪みは単なる「ほぐし」では改善できません。専用の技術が必要だからです。
しかしながら国家資格をもつ柔道整復師だけではその数は足りていないのが現状です。
ですから、整体・整骨の亜脱臼の矯正に関しては、施術者は足りていないのです。
あなたもその専門技法を学び、業界の一翼を担ってみませんか?
その技術を修得すれば、筋肉の過緊張や亜脱臼は日々生じてきますので、患者は常にリピーターとして施術所に来てくれます。
経営に困るはずがないのです!
]]>よく耳にする話では施術料金の安値合戦とか、過剰なほぐしサービスで疲れ果てているとか。
しかし、生き残りに悩むって本来必要ないことなんです。
そんなことに労力を使うより、本来めざした技術の向上、
整体師、柔道整復師本来の仕事に安心して取り組んだ方がいいはず。
和伝整体塾では、整体・整骨本来の技を発揮できる方法を提案させていただきます。
昨今の柔整師を取り巻く環境は悪化の一途をたどっております。
将来的には柔整師の保険取り扱いはほぼ、無くなるだろうと言われています。
まさか、と思われるかもしれませんが、現実問題として予算がない!
日本経済は近い将来、絶対に改革を迫られる。
でもそれは当然のことで、日本の歳出入を考えてみれば誰もが分かることだ、と。
これが企業や、一般家庭ならもう破産している、と。
いま、官僚の方々は本気で歳出半減を考えておられるそうです。
つまり支出を半分にするということです。
それに代わる案は、消費税25%の実現(それで歳出の赤字分が賄える計算となります)。
どちらかを実施するのが将来の日本のために必須ということですが、
どちらもいまだ実行されてはいません。
なぜか。
国会で承認されないから。
なぜ承認されないかといえば、そんなことを言い出せば選挙で勝てないからです。
ですから、いずれ必要な措置であっても、機が熟し、国民の同意が得られるまでは実行できません。
そして、それまでにはさらに厳しい締め付けが実行されていくことになるでしょう。
なぜなら、現実的な締め付けを行わないと、改革実行の機運を盛り上げられない。
ですから、柔道整復師が保険に頼って生き残れる時代は完全に終わりを告げようとしています。
保険の取り扱いはさらに厳しさを増し、現実を理解されている先生方は、生き残りをかけて自費診療への切り替えをはかっています。
ただ、その方法は過剰サービス、ほぐし、鍼灸、美容などさまざまですが、
もはや本来の整体・整骨院の業務からは完全に離れてしまっています。
ひどいところだと、安売り合戦が展開されているとか。
「生き残るためなんだからしかたないだろう」
と思われるかもしれませんが、そんなことはないんじゃないでしょうか。
なぜなら、ある分野だけは施術者が足りていないからです。
それは「亜脱臼」と「筋肉の過緊張」への施術です。
ご承知のとおり、柔道整復師の業務は脱臼、捻挫、打撲などの外傷に限られます。
その業務は40~50年前当時、整形外科がほとんどなかった頃には整骨院の業務でした。
若いかたはご存じないでしょうが、昔の整骨院はレントゲン検査もできたんです。
完全に整形外科の領域ですよね!
いまはその業務は整形外科医に完全に奪われています。
つまり、もう30年も前から整骨院の存在意義は薄れていく一方だったのです。
ですが、いまも、それから今後もおそらく整形外科医が参入してこれないであろうと思われる柔道整復師(整体師でも施術可能)の業務が一つだけ残されています。
それが亜脱臼、および筋肉の過緊張への施術です。
その分野への施術だけは、整形外科医が参入しにくい分野なのです。
それはなぜか。
関節の痛みの話を少しだけさせていただきます。
関節の痛み、筋肉の痛みは通常3か月程度で自然治癒し、痛み自体は無くなるのが通常です。
だから、どんな激しい痛み(例えば椎間板ヘルニア)があっても、すぐ手術とはせず3か月は様子をみましょうという医師が多いのです。
そのくらい人本来がもっている自然治癒力は高いのです。
ただしそれは自然治癒力が正常に機能していた場合。
3か月を経過しても痛みがある場合、それは慢性疼痛と呼ばれ、通常の損傷とは違うなんらかの原因が続いているのです。
そして、その原因の多くは亜脱臼という微小な関節のズレによると言われています。
その亜脱臼にはほとんどのケースで筋肉の過緊張が関与しています。
また、その亜脱臼も痛みのある場所だけでなく、別な関節にもあってそれが関連しているケースもあります(ここ重要です!)
ですから、痛みはその関節だけを診ていても良くならない、とくに慢性疼痛に移行している場合は。
そして、この慢性疼痛に関しては整形外科での治療は「痛み止めとシップ、そして理学療法」というお決まりのコースしか用意されていません。
それは保険点数の事情や、亜脱臼自体はレントゲンにもMRIにも写らないといういくつかの理由があります。
またその整復にはある程度時間を取られるといった理由もあります。
ですから、整形外科医はこの分野には参入せず、理療に任せているのです。
当塾では、亜脱臼整復という分野だけは整体師、柔道整復師に残された最後の聖域であると考えます。
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こちらは、「和伝整体スクール」の実践ブログです。
まったくのゼロ状態、資金なし、技術なし、経験なしから始めて、
半年後の来春(2019年春)に開業を目指すというものです。
はたしてどうなりますでしょうか。
私にも開業を目指していろいろ調べたり、見学してまわったりした時期がありました。
けれども、答え(セオリー)みたいなものは結局発見できず、
こうしたら経営もうまくいく、みたいなものもないのです。
いまは治療院が飽和状態で、開業しても集客にかなり苦労しているところが多いとか。
だから集客セミナーなどが流行るのでしょう。
ひと昔前なら考えられません。
なぜなら、昔(40年前)なら、看板を出しただけで、個人治療院は鍼灸院だとうと、整体院だろうと、
患者の集客には困らなかったからです。
そんな時代もあったんですね。
もし、治療院経営でうまくいく方法を一つだけ教えろと言われたら、
私は「自分のやりたい事、方針を明確に」としか言えません。
でもそれが一番大事だと思います。
あまり、小手先の集客方法に惑わされないように。
らくっと整体の開業メソッドはその王道を目指すものです。
というと、なんか大げさに聞こえるかもしれませんが、それが一番大切だと思うので。
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柔道整復師により日本人にあうように特化してつくりあげられた
正統派整体のひとつなんです。
その源流は伝説ともなっている「京都技研」です。
均整の亀井進先生をはじめ、黒川瀞雄先生をも指導された柔道整復師の先生がおられたそうです。
その黒川瀞雄先生をして天才と言わしめた整復師の開発した整体技法の伝統を受け継いでいるのが、
当スクールの和伝整体術です。
整体の技術は二大系統に分かれます。
一つは技巧(テクニック)系整体、これは術者の技術の習熟度で効果が変わります。
そのかわり、施術効果が早い。
もう一つは自然効能系整体、それが「和伝整体」が採用している技法です。
これは術者の習熟度に関係なく効果を発揮します。
ただし、技巧系に比べて若干、効果のでかたが遅い。
ですが、修得即達人技であり、また事故がおきない、とても緩やかな整体なんです。
この自然効能系整体を採用している整体スクールは全国でも数校しかありません。
ただ、いずれも受講料は170万~300万と高額で、簡単に受講するというわにもいかない金額です。
当スクールでは、比較的安価な受講費用で提供するために通信講座制をとっております。
でも大丈夫です。
動画のみでも、その通りに施術していただければ、確かな効果を得られます。
また不定期ですが、必要に応じて実地講習会も開催します。
どうぞ、安心して受講してください。
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以下
最初に整体を体験したのは、いまから15年以上前です。
今から思うとそれは「ゆらし系の整体」でした。
というか、「らくっと整体」そのまんま。
でも当時はそんな知識はなく、セミナーで体験施術をしてもらい、
そのときはフローリングの固い床の上に直接寝て、受けました。
最初は固い床のせいで、楽じゃないな、床が痛いなと思っていたのですが、
施術を受けているうちに、だんだん気持ちよくなってきて、いや体の力が抜けてきて、
ついには寝てしまったのです。
しかも仰向けに、大の字になって!
体が硬い私にとって、それは信じがたい体験でした。
その先生は武術の先生で、じつはそのセミナーは整体のセミナーではなくて、
武術を日常生活に応用しましょうみたいなセミナー。
そこで、まず体の力を抜くために整体をします、と。
それも先生が施術するんじゃなくて、生徒同士が互いに施術しあうのです。
つまり、お互い素人どうしってことです。
で、その時の整体の技法が「らくっと整体基幹の型」。
会が違うので、細かい点が若干違うのですが、基本的には同じゆらし系整体の基幹の型です。
ですから、私が「らくっと整体」を学んだ時に、あれっ!これやったことある!って思いましたから。
そういう体験があったので、学んですぐできる、という講師の言葉も素直に信じことができました。
ブログタイトル「お気楽整体師物語」
ブログURL 現在休止中
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